メキシコ産アボカドの投稿は
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除夜の鐘を聞きながら、厳かな気持ちで新年を迎える日本。家族や友人とパーティーを楽しみながら、にぎやかに年明けを待つメキシコ。国によって年越しの過ごしかたはさまざまですが、そこに共通しているのは新しい年の幸せを願う気持ちです。
メキシコの大みそかは、家族や友人同士でパーティーをして過ごすのが定番。日本の年越しそばのように決まった料理はありませんが、新年を迎える12時の鐘が鳴っている間にぶどうを12粒食べるというおもしろい風習があります。鐘が鳴るたびにぶどうを1粒ずつ食べ、そのつど新しい年の願い事を唱えるのです。ぶどうを食べた後はそのまま明け方までパーティーで大騒ぎ。飲んで食べて、歌って踊って、陽気ににぎやかに過ごします。
ちなみに31日の夜には、恋愛運をアップさせたい人は赤い下着を、金運をアップさせたい人は黄色の下着をはいて寝るとその願いが叶うのだとか。遠い日本にいながらも、ちょっと試してみたい楽しい願掛けですよね。
1年の最後の日である12月31日は、日本では「大みそか」。大掃除やお正月飾り、おせち料理など新年を迎えるための準備をすべて済ませ、1年を無事に過ごせたことに感謝して過ごす日です。そして大みそかの食といえば、年越しそばを忘れてはいけません。年越しそばは江戸時代からはじまった風習で、そばのように『細く長く生きていけますように』『家族の縁が長く続きますように』と長寿や家庭円満の願いをこめて食べるもの。そばは切れやすいことから、1年の災厄を断ち切るという意味合いもあるのだそうです。
いつものシンプルな年越しそばに大胆にアボカドをのせて。お蕎麦はすぐお腹が空いてしまいますが、アボカドをのせるだけで腹持ちもUP。さらにめんつゆと海苔とアボカドの相性は驚くほどに抜群。あたたかいおそばにトッピングして、濃厚でクリーミーな味わいを楽しむのもおすすめ。とろけるようなおいしさが、これまたクセになっちゃうのです。アボカドには疲労回復に効果があるビタミンB1、B2、B6が豊富に含まれているので、師走の忙しい日々を過ごしてきた身体にもぴったり。大みそかの夜、あなたも試してみませんか?
また、バジルペーストでいつもと一味違うスタイリッシュでヘルシーなお蕎麦はいかがですか?冷たいおそばにアボカドをのせて冷製パスタのようにいただくのはもちろん、そうめんや、ひやむぎ、おうどんなどいろいろな麺類と相性が良いのでこちらもオススメです。
お蕎麦をささっといただいた後、大みそかの夜は年末恒例のテレビ番組を観ながら、家族みんなで忘年会という方も多いのではないでしょうか。そんな時にもメキシコ産アボカドは大活躍。生のままでも加熱してもおいしくいただけるアボカドは、和風・洋風・中華風・韓国風・エスニック風など、どんな味つけのお料理にもよく合います。もちろんビールやレモンサワー、ハイボール、ワイン、日本酒…とあらゆるお酒とも相性抜群。食べやすい大きさに切ってシンプルにわさび醤油で食べるのも良し、キムチやまぐろ、塩昆布、チーズなどと和えても良し。パパッと作れる簡単おつまみから、おもてなしにもおすすめのメニューまで、美しいグリーンの色合いで年末年始の食卓を華やかに彩ります。
アボカド春巻きとアボカドのディップ
アボカドで作るディップソースには唐辛子も入っていてピリ辛なので、寒い日の体も温まるはず。お酒が進みそうな一品。
アボカドとゴボウのチーズ焼き
1日の約1/2の食物繊維と葉酸が摂れる、という優れもの!アボカドのビタミンB1をニンニクの硫化アリルが吸収をUPさせ、糖質を効率よくエネルギーに変え、ダイエットのサポートにも◎。年末年始に食べ過ぎちゃう、なんてときにはぜひこのレシピにチャレンジしてみて。
今回のコラムはいかがでしたか? アボカドの故郷であるメキシコと、われわれ日本の、年越しの過ごしかたについてご紹介しました。今年1年の無事に感謝し、新しい年の健康と幸福を願って。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
火を使わずにパパッと作れる、甘辛さがおいしい韓国風おつまみ
ライム果汁やわさび醤油でさっぱりヘルシーに仕上げた一品
食卓がパッと華やぐ、アボカドと海の幸の組み合わせ
餃子の皮で手軽に作れる、ひとくちサイズのフィンガーフード
ほっくりクリーミーなアボカドとサラダチキンの相性抜群
外はサクッと、中はとろっと、やみつきになっちゃう和風おつまみ